ペットサロン・動物病院のMEO|飼い主の不安に答える情報設計

地図ピンが立つ動物病院とトリミングサロンの建物、入口の犬と猫のイラスト

「近くの動物病院」「トリミング 〇〇駅」「ペットホテル 夜間」。犬や猫と暮らす人の多くは、困ったときにまずスマートフォンでこうした言葉を検索し、地図に出てきたお店を見比べます。

ペットサロンや動物病院は、家族の一員を預ける場所です。そのため飼い主は、距離や料金だけでなく「この子を安心して任せられるか」をとても慎重に見ています。

この記事では、ペットサロン・動物病院・ペットホテルが、Googleビジネスプロフィールで飼い主の不安に答える情報を整え、地図から来店や予約につなげるための考え方と手順をまとめます。執筆は、全日本SEO協会認定のSEOコンサルタントとして、中小企業のWeb制作やSEO・MEO支援に携わってきた三田健司です。

なお、動物病院の情報発信には獣医療法に基づく広告のルールが、ペットの預かりやトリミングには動物愛護管理法に基づくルールが関係します。具体的な表現や表示の可否は、農林水産省・環境省や自治体の公表資料を確認するか、専門家にご相談ください。

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目次

飼い主が地図でペットのお店を探す場面を知る

ソファで犬と過ごしながらスマートフォンの地図で近くのペットのお店を探す飼い主のイラスト

MEO(マップエンジン最適化)は、Googleマップや地図付きの検索結果で、お店を見つけてもらいやすくする取り組みです。ペット関連のお店は、動物を連れて移動する負担が大きいため、自宅からの距離や駐車場の有無が選ばれる理由になりやすい業種です。

まずは、飼い主がどんな気持ちで検索しているのかを場面ごとに整理しておきましょう。

「急いでいる」検索と「じっくり選ぶ」検索がある

動物病院を探す人の中には、ペットの急な体調不良で「今すぐ診てもらえるところ」を探している人がいます。この場合は、営業時間と電話番号、今いる場所からの距離が最優先で、ほかの情報はほとんど読まれません。

一方で、トリミングサロンやかかりつけの動物病院を探す人は、口コミや写真を何件も見比べながらじっくり選びます。急ぎの人には「すぐ分かる基本情報」、じっくり派には「安心できる中身」という、二つの層に向けた情報が必要です。

引っ越しや初めての子を迎えたときに探される

ペット関連のお店が新しく探されるのは、引っ越しをしたとき、子犬や子猫を迎えたとき、今のお店に不満を感じたときなどです。どれも「地域のことをまだよく知らない」「何を基準に選べばよいか分からない」という状態から探し始めます。

このような飼い主は、近所の評判を人づてに聞くことが難しいため、Googleマップの口コミや写真を判断材料にしやすい傾向があります。地図の情報が、最初の信頼づくりの場になると考えておきましょう。

ペットの種類やサイズで候補が絞られる

「小型犬しか受け付けていない」「猫のトリミングはしていない」「エキゾチックアニマルは診られない」など、対応できる動物の種類やサイズはお店ごとに違います。飼い主はこの点をとても気にしていて、対応しているかどうかが分からないお店は候補から外しがちです。

逆に言えば、対応できる動物の種類・サイズ・年齢をはっきり書いておくだけで、問い合わせの手間を省き、合わないお客様とのミスマッチも減らせます。この「対応範囲の明示」は、この記事全体を通じて大切なポイントになります。

業態に合ったビジネスプロフィールの作り方

診察室・トリミング室・ペットホテルの3つの部屋とプロフィールカードが並ぶイラスト

ペット関連のお店には、動物病院、トリミングサロン、ペットホテル、しつけ教室、これらを組み合わせた複合店など、さまざまな形があります。業態によって、カテゴリの選び方やプロフィールの分け方の考え方が変わります。

メインカテゴリは「何のお店か」を一言で表すもの

ビジネスプロフィールのカテゴリは、お店が「何であるか」を表すものです。Googleのガイドラインでも、カテゴリは提供しているサービスを一つずつ並べるためのものではなく、ビジネス全体を表すものを選ぶよう案内されています。

動物病院なら動物病院、トリミングが主力ならペットの美容・トリミングに関するカテゴリなど、飼い主が検索するときの言葉に最も近いものを管理画面の候補から選びましょう。ホテルやしつけ教室も行っている場合は、実際に提供している範囲で追加カテゴリを使うのが基本です。

ビジネス名は看板と同じ正式名称だけにする

ビジネス名には、看板や公式サイトと同じ正式名称だけを登録します。Googleのガイドラインでは、「夜間診療」「トリミング激安」のような宣伝文句や、営業時間・サービスの情報を名前に付け足すことは認められていません。

名前に検索されたい言葉を足すと、一時的には目立つように見えるかもしれません。しかし、ガイドライン違反として修正されたり、プロフィールが停止されたりする原因になるため避けましょう。

病院の中のトリミング・ホテルはどう扱うか

動物病院がトリミングやペットホテルを併設していることはよくあります。同じ場所・同じ運営で、受付も一体になっている場合は、一つのプロフィールにまとめ、追加カテゴリやサービスの欄で伝えるのが分かりやすい方法です。

一方で、入口や受付、営業時間が分かれ、別のブランドとして運営している場合は、それぞれを独立したビジネスとして扱える可能性があります。判断に迷う場合は、Googleのガイドラインの該当箇所を確認し、無理にプロフィールを増やさないことが大切です。

関連記事:業態が複合している店のカテゴリ設計|メインカテゴリの決め方

出張トリミングやペットシッターは住所の扱いに注意

お客様の自宅に出向く出張トリミングやペットシッターは、店舗に来てもらう業態とは住所の扱いが異なります。Googleのガイドラインでは、お客様が訪れる店舗がない場合は住所を非表示にし、サービス提供地域を設定する形が案内されています。

自宅を拠点にしている場合に、住所を公開したまま来店型のお店のように見せると、ガイドライン上の問題になるだけでなく、自宅の場所が広く知られてしまうおそれもあります。サービスの実態に合った設定を選びましょう。

診療時間・予約制・急患対応の伝え方

カレンダーと時計、夜間の電話、キャリーケースの猫が待つ受付のイラスト

ペット関連のお店では、「行ったのに閉まっていた」「予約制だと知らなかった」というすれ違いが、そのまま低評価の口コミにつながりがちです。時間の情報は、最も読まれて、最も誤解が起きやすい部分だと考えて丁寧に整えましょう。

営業時間は「実際に受け付けている時間」を登録する

Googleのガイドラインでは、営業時間にはお客様に対応している通常の時間を登録するよう案内されています。動物病院なら、午前と午後の診療時間の間に休憩がある場合は、その休憩を挟んだ形で登録するのが正確です。

受付終了の時間が診療終了より早い場合は、説明文や公式サイトで「受付は〇時まで」と明記しておくと、ぎりぎりに駆け込んで断られるという事態を防げます。「最終受付」の時間を書いておくことは、飼い主への大きな親切になります。

「営業時間の詳細」で窓口ごとの時間を分ける

ビジネスプロフィールには、通常の営業時間とは別に、サービスごとの時間を登録できる「営業時間の詳細」という機能があります。選べる項目はお店のカテゴリによって異なる場合がありますが、受付時間や特定のサービスの時間を分けて示せる場合があります。

動物病院とトリミングの時間が違う、ホテルのお預かり・お迎えの時間が決まっているといった場合は、使える項目があるか管理画面で確認しましょう。項目が用意されていない場合は、説明文や投稿で補足するのが現実的です。

関連記事:Googleビジネスプロフィール「営業時間の詳細」の設定と使い方

夜間・休日の急患対応は事実のとおりに書く

急患に対応しているかどうかは、動物病院を探す飼い主にとって最も重要な情報の一つです。対応している場合でも、「事前に電話が必要」「かかりつけの動物のみ」などの条件がある場合は、その条件まで書いておきましょう。

対応していない場合は、無理に対応しているように見せる必要はありません。地域の夜間救急病院の案内を公式サイトに載せるなど、飼い主が困ったときにどうすればよいかが分かる情報を用意しておくと、かえって信頼につながります。

予約制・休診日・連休中の営業は先回りして登録する

トリミングサロンやペットホテルは、多くが予約制です。予約なしでは利用できないことを説明文に書き、予約リンクや電話番号へすぐ進めるようにしておきましょう。

また、年末年始やお盆、大型連休はペットホテルの需要が高まる一方で、動物病院は休診になることが多い時期です。特別営業時間はできるだけ早めに登録し、連休前の投稿で予約の締め切りなどを案内しておくと、問い合わせの集中も和らぎます。

飼い主の不安に先回りして答える情報設計

子犬を抱いた飼い主の不安に、料金や安全などのアイコンを示しながらスタッフが答えるイラスト

ペットを預ける飼い主は、「痛い思いをしないか」「ほかの動物とトラブルにならないか」「料金はいくらかかるのか」など、さまざまな不安を抱えています。こうした不安に、プロフィールの説明文やサービス欄、公式サイトであらかじめ答えておくことが、選ばれるための近道です。

対応できる動物の種類・サイズ・年齢を明記する

前述のとおり、対応範囲が分からないお店は候補から外されがちです。犬・猫のほか、うさぎや小鳥などに対応しているか、大型犬は受け付けているか、高齢の動物や持病のある動物の扱いはどうかなどを、具体的に書いておきましょう。

「受け付けていない」という情報も、飼い主にとっては役立つ情報です。できないことを正直に書くことが、ミスマッチの防止と信頼につながります。

料金の目安は「何で変わるか」とセットで示す

トリミングの料金は、犬種やサイズ、毛の状態、オプションによって大きく変わります。料金をまったく載せないと問い合わせのハードルが上がるため、代表的な犬種の目安を載せ、何によって料金が変わるかもあわせて書いておくと親切です。

動物病院の場合は、診察料や予防接種など、料金を示しやすい項目から公式サイトで案内するとよいでしょう。料金の表示方法は後述する獣医療広告のルールとも関係するため、表示の仕方に迷う場合は専門家に確認してください。

衛生管理と安全への配慮を具体的に伝える

飼い主が特に気にするのが、器具の消毒や施設の清潔さ、ほかの動物との接触をどう防いでいるかです。「清潔な店内」といった抽象的な言葉だけではなく、待合を犬と猫で分けている、施術ごとに器具を消毒しているなど、実際に行っている取り組みを具体的に書きましょう。

トリミング中の体調急変に備えた対応や、近くの動物病院との連携がある場合も、事実であれば伝える価値があります。ただし、行っていない取り組みを書いたり、大げさに表現したりすることは避けてください。

「ペット可」や入りやすさの属性も整える

ビジネスプロフィールには、お店の特徴を示す「属性」という項目があり、駐車場やバリアフリー対応などを示せる場合があります。ペットを車で連れてくる飼い主が多いお店では、駐車場の有無や台数、入口までの段差の情報も重要です。

キャリーケースに入れる必要があるか、リードの着用が必要かなど、来店時のルールもあらかじめ伝えておくと、当日のトラブルを防げます。

関連記事:ペット可・子連れOK?「入れるかどうか」で迷わせない情報の出し方

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写真で伝える安心感と撮影時の注意

犬用と猫用に分かれた待合室とトリミング風景をカメラで撮影するイラスト

文章で伝えにくい「雰囲気」や「清潔さ」は、写真がいちばん雄弁に伝えてくれます。ペット関連のお店では、どんな写真を載せるかで、飼い主が感じる安心感が大きく変わります。

飼い主が見たいのは「預けた後の様子」

飼い主が知りたいのは、自分が見られない場所でペットがどう過ごすのかです。トリミング室、ホテルの部屋、診察室、待合室など、普段は飼い主が入らない場所の写真は、不安を和らげる力があります。

外観や入口の写真も欠かせません。初めて来る人が迷わずたどり着けるよう、建物の外観と入口、駐車場の写真をそろえておきましょう。

スタッフの写真で「人柄」を伝える

ペットを預ける相手がどんな人なのかも、飼い主にとっては大事な判断材料です。獣医師やトリマーが動物と接している自然な様子の写真は、文章で「動物好きのスタッフ」と書くよりもずっと伝わります。

スタッフの写真を掲載する際は、本人の同意を得たうえで、名札や個人情報が写り込まないように配慮しましょう。退職したスタッフの写真が残り続けないよう、定期的な見直しも必要です。

お客様のペットの写真は必ず許可を取る

トリミング後のかわいい姿は、仕上がりの技術を伝えるうえで魅力的な写真です。ただし、お客様のペットの写真を掲載する場合は、事前に飼い主の許可を取ることが基本です。

写真の背景に飼い主の顔や車のナンバー、自宅が分かるものが写っていないかも確認しましょう。許可を取ったことを記録に残しておくと、後から問い合わせがあったときにも落ち着いて対応できます。

診療に関わる写真は慎重に扱う

動物病院の場合、手術の様子や治療前後を比べる写真は、見る人に強い印象を与える一方で、獣医療広告のルールとの関係で注意が必要になる場合があります。特に、治療の効果を強調するような見せ方は避けるのが安全です。

設備の写真は、どんな検査ができるのかを伝える手段として有効です。その場合も、実際に稼働している設備だけを載せ、できることを大げさに伝えないようにしましょう。

動物病院・ペットサロンが守るべき表示のルール

天秤とルールブック、虫眼鏡と肉球の盾が並ぶ表示ルール確認のイラスト

ペット関連のお店の情報発信には、一般的な店舗にはない法律上のルールが関係します。ここでは、知っておきたい二つのルールの概要を紹介しますが、個別の表現が問題ないかどうかは、所管の行政機関や専門家にご確認ください。

動物病院は獣医療広告のルールを確認する

獣医療に関する広告は、獣医療法第17条によって、広告できる事項が制限されています。農林水産省は「獣医療広告ガイドライン」を定めており、令和5年11月に全部改正され、関連する省令の改正は令和6年4月1日から施行されています。

この改正では、一定の条件のもとで、高度な検査や手術を行うことなどを広告できる特例が設けられました。技能や療法を広告する場合は、問い合わせ先、通常必要な診療内容、主なリスクや副作用、費用をあわせて示す必要があるとされています。

ウェブサイトや口コミの扱いも知っておく

北海道などの自治体の解説によると、飼い主が自ら検索して閲覧する動物病院のウェブサイトは、原則として広告には当たらないとされています。ただし、その場合でも、診療内容を載せるときは正確な情報を提供するよう努めることが求められています。

また、他の病院より優れていると示す比較の表現や、実際より大げさな表現は認められていません。個人の体験談も、病院が広告に利用すると広告として扱われるとされているため、口コミを抜き出して宣伝に使う際は特に注意が必要です。

ペットの預かり・トリミングは動物取扱業の登録を確認する

動物愛護管理法では、ペットホテルや、動物を預かる形で行う美容業(トリミングサロン)は、第一種動物取扱業の「保管」に当たるとされています。動物病院でも、業としてペットホテルなどの保管を行う場合は登録の対象になると、自治体が案内しています。

第一種動物取扱業者がインターネットなどで広告をする場合は、事業者の氏名または名称、事業所の名称と所在地、業の種別、登録番号、登録年月日、登録の有効期間の末日、動物取扱責任者の氏名を表示することが求められています。公式サイトにこれらを載せているか、改めて確認しておきましょう。

ビジネスプロフィールでの表現も同じ基準で考える

ビジネスプロフィールの説明文や投稿がどのように扱われるかは、個別の内容によって判断が分かれる可能性があります。迷ったときは、ウェブサイトと同じ基準で、正確で誇張のない表現にしておくのが安全です。

「地域No.1」「どんな病気も治せる」のような表現は、ルール上の問題だけでなく、飼い主の信頼を損なう原因にもなります。表現の判断に迷う場合は、都道府県の担当窓口や獣医師会、弁護士などの専門家にご相談ください。

関連記事:クリニック・整骨院のMEO対策|広告規制と集患の注意点

口コミの集め方と返信の注意点

ノートパソコンで口コミに返信するスタッフと、そばで眠る猫のイラスト

ペット関連のお店にとって、口コミは飼い主が最も参考にする情報の一つです。一方で、ペットの命や健康に関わる業種だからこそ、口コミの集め方や返信には特有の配慮が必要です。

口コミは自然な流れでお願いする

口コミをお願いするなら、トリミングのお迎えのときや、診察を終えて会計をするときなど、飼い主が満足を感じているタイミングが自然です。QRコードを載せたカードを手渡すなど、その場で投稿しやすい工夫をすると、協力してもらいやすくなります。

Googleのポリシーでは、割引や特典と引き換えに口コミを依頼することや、良い口コミだけを選んで依頼することは認められていません。「よろしければ率直なご感想を」と、評価の内容を誘導しない言葉でお願いしましょう。

返信では診療内容や個人が特定される情報に触れない

口コミへの返信は誰でも読める場所に公開されます。そのため、動物の病名や治療の内容、来院日など、飼い主や動物が特定されるおそれのある情報には触れないのが基本です。

たとえ口コミを書いた本人が詳しく書いていても、お店側が返信で内容を補足するのは避けましょう。返信では、来てくださったことへのお礼と、お店としての姿勢を伝えることに絞るのが安全です。

つらい経験が書かれた口コミには誠実に向き合う

動物病院では、治療の甲斐なくペットが亡くなったことへの悲しみや、説明に対する不満が口コミに書かれることがあります。このような口コミには、反論や言い訳ではなく、まず飼い主の気持ちに寄り添う言葉で返信することが大切です。

事実関係の説明が必要な場合でも、公開の場で詳しくやり取りするのではなく、直接の連絡をお願いする形にしましょう。口コミの内容に明らかな事実誤認や誹謗中傷が含まれる場合は、Googleへの報告や専門家への相談も検討してください。

良い口コミへの返信でも効果を約束しない

「皮膚の病気がすっかり治りました」といった口コミに対して、「当院の治療なら必ず治ります」のように返信するのは避けましょう。効果を約束するような表現は、誤解やトラブルの原因になります。

「これからも〇〇ちゃんの健康を一緒に見守っていきます」のように、お店の姿勢を伝える言葉を選ぶのがおすすめです。なお、ペットの名前を返信に書くかどうかも、飼い主が口コミで自ら書いている場合に限るなど、慎重に判断しましょう。

来店・予約までの数字を測って改善する

グラフを表示したタブレットと地点ごとの地図、リードと餌皿が並ぶ効果測定のイラスト

プロフィールを整えたら、成果が出ているかを数字で確かめましょう。感覚だけで判断すると、効果のない施策を続けたり、効いている施策をやめてしまったりしがちです。

プロフィールの反応を毎月記録する

ビジネスプロフィールの「パフォーマンス」画面では、プロフィールの閲覧数や、通話、ルート検索、ウェブサイトのクリックなどの数を確認できます。動物病院では通話とルート検索、トリミングサロンではウェブサイトのクリックや予約が、来店に近い指標になります。

あわせて、初めて来た飼い主に「何を見て当店を知りましたか」と聞き、記録しておくと、Googleからの来店がどのくらいあるのかが見えてきます。新規の来店数を、プロフィールの数字と同じ表で毎月記録すると、取り組みの効果を判断しやすくなります。

季節の波は前年の同じ月と比べる

ペット関連のお店には季節の波があります。春は予防接種やフィラリア予防で動物病院が混み、夏前はトリミング、大型連休前はペットホテルの需要が高まる傾向があります。

そのため、数字は先月とだけ比べるのではなく、前年の同じ月と比べるのが基本です。写真を入れ替えた時期や、説明文を見直した時期をメモしておくと、あとから振り返りやすくなります。

「どこから探したときに表示されるか」を確認する

Googleマップの表示順位は、検索する場所によって変わります。お店の目の前では上位に出ていても、少し離れた住宅街から探したときには表示されていない、ということはよくあります。

ペットを車で連れてくる飼い主が多いお店は、徒歩圏よりも広い範囲から来店があるため、地点ごとに表示を確かめることが特に大切です。どの地域で見つけてもらえていないかが分かれば、写真や投稿でその地域の飼い主に向けた情報を増やすなど、打ち手を考えやすくなります。

関連記事:同じ店でもエリアで順位が違う|地図の順位は「面」で見る

ペットサロン・動物病院のMEOでよくある質問(FAQ)

クエスチョンマークと電球、肉球クッションと吹き出しが並ぶよくある質問のイラスト

Q1. 店名に「夜間診療」や「トリミング」を入れてもいいですか?

正式な店名に含まれていない言葉を付け足すことは、Googleのガイドライン違反です。診療時間は営業時間で、提供しているサービスはカテゴリや説明文で伝えましょう。

Q2. 動物病院とトリミングで別々のプロフィールを作れますか?

同じ場所・同じ運営で受付も一体なら、一つのプロフィールにまとめるのが基本です。入口や受付、営業時間が分かれた別ブランドとして運営している場合は、ガイドラインを確認したうえで判断してください。

Q3. 口コミをくれた飼い主に、次回のトリミング割引をお渡ししてもいいですか?

口コミの投稿と引き換えに特典を渡すことは、Googleのポリシーで認められていません。口コミのお願いと、通常のサービスや特典の案内は切り離して考えましょう。

Q4. 治療の成功例を写真付きで投稿してもいいですか?

治療の効果を強調する見せ方は、獣医療広告のルールとの関係で注意が必要になる場合があります。掲載を考える場合は、農林水産省の獣医療広告ガイドラインを確認するか、専門家にご相談ください。

Q5. ビジネスプロフィールにも動物取扱業の登録番号を書くべきですか?

動物取扱業の広告にあたる媒体では、登録番号などの表示が求められています。ビジネスプロフィールでの扱いは、所管の自治体に確認するのが確実ですが、まずは公式サイトに必要な項目がそろっているかを確認しましょう。

Q6. AI検索が広がると、動物病院の探され方は変わりますか?

Google検索の「AIによる概要」やAIモードなどで近くのお店が案内される場面では、ビジネスプロフィールの情報や口コミが参照されることがあります。仕組みが公開されていない部分も多いため断定はできませんが、正確な基本情報と具体的な内容の口コミを積み重ねることは変わらず大切な土台です。

地図で見つけた飼い主に「ここなら安心」と思ってもらうために

ペットサロン・動物病院のMEOは、業態に合ったカテゴリと正式な店名で登録し、診療時間や予約制、急患対応の有無を正確に伝えることが出発点です。そのうえで、対応できる動物の範囲、料金の目安、衛生管理への取り組みを具体的に示し、写真と口コミで飼い主の不安に先回りして答えていきましょう。

access-meoでは、お店の周りの複数地点でGoogleマップの順位を無料でチェックできます。車で来店する飼い主が住む地域から探したときにどう見えているかを確かめたいときや、プロフィールの整え方でお悩みのときも、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
三田健司
三田健司
access-meo 開発・運営/株式会社アクセス・リンク 代表取締役

全日本SEO協会認定SEOコンサルタント。Webサイト制作・SEOを10年以上、延べ1,000件以上支援してきた実績をもとに、Googleマップ・ローカル検索(MEO)での集客を可視化し、改善まで後押しする支援ツール「access-meo」を開発・運営しています。個人事業主や中小企業の店舗集客をサポートします。

(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント

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