Googleマップやローカル検索での集客(MEO)は、一度ビジネスプロフィールを整えたら終わり、というものではありません。設定した内容が古くなっていたり、思わぬ抜け漏れがあったりして、知らないうちに機会を逃しているお店は少なくありません。
そこで本記事では、中小企業の経営者や店舗オーナーの方が今日から自分で見直せるポイントを、20項目のチェックリストにまとめました。専門知識がなくても、上から順に「できているか」を確認していくだけで、自店のMEOの現状と改善点が見えてきます。
MEOそのものの基本をまだ押さえていない方は、先にMEOとは?店舗集客で今すぐ押さえる基本に目を通しておくと、この記事の内容がより理解しやすくなります。それでは、5つのカテゴリに分けて順番に確認していきましょう。
なぜ今「MEOセルフチェック」が必要なのか

情報は「放っておくと古くなる」
営業時間やメニュー、電話番号などの店舗情報は、開業時に一度登録したまま放置されがちです。しかし実際には、季節ごとの営業時間の変更や新メニューの追加など、更新すべき出来事は日々発生しています。
情報が古いままだと、来店したかったお客様を取りこぼす原因になります。定期的に自分でチェックする習慣があれば、こうしたズレを早めに見つけて直すことができます。
Googleは「関連性・距離・視認性」で順位を決めている
Googleは公式に、ローカル検索の表示順位が主に「関連性」「距離」「視認性の高さ(知名度)」の3つの要素で決まると説明しています。関連性は検索内容と店舗情報の一致度、距離は検索地点からの近さ、視認性はお店がどれだけ広く認知・評価されているかを指します。
この3要素のうち、距離以外の多くは日々の運用で底上げできる部分です。セルフチェックは、いわばこの3要素を自分の手で点検していく作業。
仕組みの詳細はGoogleマップの表示順位はどう決まる?でも解説しています。
完璧を目指さず「抜け漏れをなくす」発想で
最初から100点を目指す必要はありません。まずは基本的な項目で「できていないこと」をゼロに近づけるだけでも、検索での見え方は着実に変わっていきます。
このチェックリストは、上から順に確認するだけで一通りの点検が終わる構成にしています。できていない項目に印を付けながら、優先度の高いものから一つずつ手を付けていきましょう。
【基本情報編】土台を固める5項目(No.1〜5)

まずは、すべての土台になる基本情報です。ここが不正確だと、後の施策がどれだけ良くても効果が薄れてしまいます。
No.1 オーナー確認は済んでいるか
ビジネスプロフィールを自分で編集するには、Googleによる「オーナー確認」が必要です。確認が済んでいないと、情報の修正や投稿ができず、第三者に勝手な編集をされるリスクも残ります。
まだの場合は最優先で済ませましょう。手順は登録とオーナー確認の手順で詳しく解説しています。
No.2 店名・住所・電話番号(NAP)が正確で統一されているか
店名・住所・電話番号は、まとめて「NAP」と呼ばれる最重要情報です。ビジネスプロフィールだけでなく、自社サイトや予約サイトなど、掲載しているすべての場所で表記をそろえることが基本になります。
表記がバラバラだと、Googleが同じ店舗だと認識しづらくなります。とくに移転や電話番号の変更後は更新漏れが起きやすいので注意しましょう。
理由と手順はNAP統一の記事をご覧ください。
No.3 営業時間・定休日・特別営業時間は最新か
通常の営業時間に加えて、年末年始やお盆、臨時休業などの「特別営業時間」も設定できます。ここが実態と違うと、開いていると思って来店したお客様をがっかりさせてしまいます。
祝日前には特別営業時間を設定しておくと、機会損失とクレームの両方を防げます。詳しい設定方法は営業時間・臨時休業の設定の記事で紹介しています。
No.4 ウェブサイト・予約リンクが設定されているか
プロフィールから自社サイトや予約ページへ移動できるよう、ウェブサイトのURLと予約リンクを設定しておきましょう。リンクがないと、興味を持ったお客様が次の行動に移れず離脱してしまいます。
電話・ネット予約・地図など、お店に合った導線がボタンとして表示されているか、スマートフォンで実際に確認してみてください。
No.5 ビジネスの「説明」欄を書いているか
ビジネス情報の「説明」欄は、お店の特徴やこだわりを自分の言葉で伝えられる項目です。どんなお客様に、どんな価値を提供しているのかを、自然な文章でまとめましょう。
対応エリアや得意分野をさりげなく盛り込むと、関連する検索との相性が高まります。ただしキーワードの羅列は逆効果になるため、あくまで読みやすさを優先してください。
