店舗のストリートビュー導入ガイド|屋内写真で不安をなくす

店舗内に設置された360度カメラと地図ピンのアイソメトリックイラスト

「Googleマップでお店は見つけてもらえているのに、なぜか来店につながらない」。店舗経営をされている方から、こうしたご相談をいただくことがよくあります。

順位が悪いわけでも、口コミが少ないわけでもない。それなのに客足が伸びないとき、原因が「お客様が来店前に感じている不安」にあるケースは少なくありません。

この記事では、Googleマップのストリートビューに店内の360°写真(いわゆるインドアビュー)を掲載して、その不安を取りのぞく方法を解説します。撮影の手順や費用感だけでなく、2023年以降にGoogleが行った大きな仕様変更・制度変更にも触れていきます。

実は、この分野は数年で状況がかなり変わりました。古い情報のまま準備を進めると、存在しないアプリを探したり、すでに終了した制度を基準に業者を選んだりしてしまいます。

目次

その一歩が踏み出せない|来店前の「不安」という見えない壁

スマホの地図を見ながら初めての店の前でためらう人のイラスト

初めての店ほど「入りにくい」という心理

ご自身が初めて行くお店を選ぶ場面を思い出してみてください。外から中の様子が見えない飲食店、看板だけで雰囲気がわからない美容室、雑居ビルの3階にある整体院。

どれも「入ってみないとわからない」お店です。そして人は、わからないものを前にすると、無意識のうちに一歩を止めてしまいます。

来店前の不安は、価格でも品質でもなく「知らないこと」から生まれます。裏を返せば、知ってもらうだけで解消できる不安がかなりあるということです。

特に女性のお一人客、お子さま連れ、ご高齢のお客様は、この「入りにくさ」を強く感じる傾向があります。段差はあるか、席の間隔はどうか、トイレはきれいか。こうした点が事前にわかるかどうかで、選ばれる確率は変わってきます。

写真が少ない店は、候補から静かに外れていく

Googleマップで店舗を探すとき、多くの人は複数の候補を並べて比べます。そのとき最初に目に入るのが写真です。

写真が1枚しかないお店と、店内の様子が何枚も載っているお店。同じ星4.2でも、後者のほうが安心して選べるのは想像に難くありません。

ここで起きているのは、はっきりした「不合格」ではありません。お客様は理由を意識しないまま、情報が少ないお店を候補から静かに外していきます。

断られたわけではないので、店舗側にはその事実が届きません。だからこそ、写真の不足は気づかれにくい機会損失になります。

ビジネスプロフィールの写真そのものの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。ビジネスプロフィールの写真で集客を伸ばすコツもあわせてご覧ください。

不安の正体は「入ってから起きること」が想像できないこと

写真を1枚だけ載せても、不安が完全になくなるわけではありません。1枚の写真は、あくまでその角度から見た一部分でしかないからです。

お客様が本当に知りたいのは、ドアを開けてから席に座るまでの流れです。入口はどこか、受付は誰がいるのか、荷物はどこに置くのか。

360°写真が効くのはここです。上下左右を自由に見回せるため、静止画では伝わりにくい「空間そのもの」が伝わります。

複数の地点をつないでバーチャルツアーにすれば、入口から店内を歩いた感覚まで再現できます。実際に足を運ぶ前に、頭の中でもう一度来店してもらうイメージです。

ストリートビューの屋内写真(インドアビュー)とは何か

店内に置かれた三脚と360度パノラマ球体を表すイラスト

360°写真とストリートビューの関係を整理する

ストリートビューというと、Googleの車が道路を走って撮影した街並みの映像を思い浮かべる方が多いと思います。あれはGoogle自身が撮影しているものです。

一方で、店舗の中や敷地内は車では撮影できません。そこで用意されているのが、事業者や個人が自分で撮影した360°写真を公開できる仕組みです。

この店内向けの360°写真が、日本では「インドアビュー」と呼ばれることが多い機能です。Google公式の正式名称ではなく、あくまで通称である点は覚えておくとよいでしょう。

公開された360°写真は、ビジネスプロフィールの写真欄やストリートビュー上に表示されます。お店の名前で検索したときに、店内をぐるりと見回せる状態になるわけです。

「単体の360°写真」と「つながったツアー」は別物

ここは混同されやすいので、はっきり分けておきます。360°写真の公開には、大きく2つの段階があります。

ひとつは、1地点だけの360°写真を単体で公開する方法です。店内の中央から1枚撮って上げるイメージで、手間が少なく費用もかかりません。

もうひとつは、複数地点の360°写真を矢印でつなぎ、歩いて移動できるバーチャルツアーにする方法です。Google公式ヘルプでも、360°写真をツアーとしてリンクさせるにはサードパーティ製のアプリを使うと案内されています。

店舗が広い、フロアが分かれている、個室があるといった場合は後者のほうが効果的です。逆に10坪程度のこぢんまりした店舗なら、単体の360°写真を数枚だけでも十分に伝わります。

通常の写真とは役割が違う

360°写真を入れたからといって、通常の写真が不要になるわけではありません。両者は伝えられる情報がまったく違います。

通常の写真が得意なのは「良いところを切り取って見せる」ことです。看板メニューの寄り、こだわりの内装、スタッフの笑顔などがこれにあたります。

対して360°写真が得意なのは「全体をありのまま見せる」ことです。良い部分だけを選べない代わりに、信頼につながる情報量があります。

つまり、通常の写真で興味を持ってもらい、360°写真で不安を消すという役割分担になります。どちらか一方ではなく、両方そろえるのが理想です。

2026年時点で知っておきたい制度と仕様の変化

疑問符とシャッターの下りた店舗を通り過ぎる人のイラスト

専用アプリ「ストリートビュー」は2023年3月に終了した

かつてスマートフォンには、Googleが提供する「ストリートビュー」という専用アプリがありました。360°写真の撮影・公開はこのアプリで完結していた時期があります。

しかしこの専用アプリは、2023年3月21日をもって提供が終了しています。同時に、複数の2D写真をつないで道筋を作る「Photo Path」機能もなくなりました。

ところが、いまだに「ストリートビューアプリをインストールして撮影する」と書かれた解説記事が残っています。記事の公開日を確認せずに手順をなぞると、存在しないアプリを探して時間を無駄にしてしまいます。

現在は、Googleマップ本体、ストリートビュー スタジオ、あるいはサードパーティ製アプリのいずれかを使うのが基本になっています。

認定フォトグラファー制度は2024年末で終了した

もうひとつ、業者選びに直結する大きな変化があります。Googleが運営していた認定フォトグラファーのプログラムが、2024年12月31日をもって終了しました。

これは「Street View Trusted」の名前で2013年ごろから続いていた制度で、2020年に一度刷新されたのち、2024年に完全に廃止された経緯があります。認定バッジ、関連する販促素材、そして依頼先を探せる公式の撮影者リストも合わせて廃止されました。

誤解のないように補足すると、この廃止は公開済みのバーチャルツアーには影響しません。これまでに公開した360°写真もツアーもそのまま残りますし、今後も新しく公開できます。

影響が出るのは、依頼先を選ぶときの判断材料です。「Google認定だから安心」という基準が使えなくなったため、店舗側が自分で見極める必要が生じています。

もし現在も「Google認定フォトグラファーです」と大きく打ち出している業者に出会ったら、それがいつ時点の認定なのか、確認してみるとよいでしょう。制度そのものが終了している以上、現行の認定という表現は成り立ちません。

いま360°写真を公開する経路は3つ

2026年時点で使える公開方法を整理すると、次の3つに集約されます。それぞれ向き不向きがあります。

  • Googleマップ(Android版アプリ、またはパソコンのブラウザ)から、通常の写真と同じ要領でアップロードする
  • ストリートビュー スタジオ(streetviewstudio.maps.google.com)から、360°動画をアップロードして公開する
  • サードパーティ製アプリを使って、複数の360°写真をつないだバーチャルツアーとして公開する

1つ目がもっとも手軽で、店舗ご自身でも取り組みやすい方法です。3つ目は本格的なツアーを作りたい場合の選択肢になります。

2つ目のストリートビュー スタジオについては、注意点があります。Google公式ヘルプでは、ストリートビュー向けに変換できるのは屋外で撮影した動画のみと明記されており、屋内では正確なGPS情報を記録できないためと説明されています。

つまり、店内を撮りたいのであれば動画ではなく静止画の360°写真を使うのが基本です。ここを取り違えると、アップロードしても意図した形にならないことがあります。

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自分で撮影して公開する手順

パソコンから店舗の写真をクラウドにアップロードする流れのイラスト

準備:機材と店内の片づけ

360°写真を撮る方法はいくつかあります。もっとも現実的なのは、市販の360°カメラを使う方法です。

Google公式ヘルプでは、360°カメラのほかに、デジタル一眼レフと魚眼レンズ、パノラマヘッドを組み合わせて合成ソフトで作る方法も紹介されています。ただし機材をそろえる負担が大きいため、店舗が自分でやるなら360°カメラ一択でよいと考えています。

そして、機材以上に効くのが撮影前の片づけです。360°写真は「隠せる角度」がないため、レジ裏の段ボールも掃除用具も全部写ります。

私物、私文書、他店の販促物、期限切れのポスターなどは事前に片づけておきましょう。撮影を機に店内を整理すると、それ自体が接客の質を上げることにもつながります。

照明もあらかじめすべて点けておきます。営業時と同じ明るさで撮ることで、来店したときの印象とのズレがなくなります。

撮影:高さ・間隔・枚数の目安

ここはGoogle公式ヘルプに具体的な数値が示されているので、そのまま押さえておくのがおすすめです。感覚で撮るより結果が安定します。

  • カメラの高さ:1.2〜1.8mで安定させる(一脚・三脚・ヘルメットのいずれかで固定)
  • 撮影地点の間隔:屋内は2歩(約1m)、屋外は5歩(約3m)ごと
  • 室内の撮影枚数:100枚以内に収める
  • 撮影の順路:道路から撮影を始め、施設に入るまで撮り続ける

屋内の1m間隔は、思っているよりかなり細かい刻みです。これは、あとから写真同士をつないでツアーにするときに、自然に移動できるようにするためです。

単体の360°写真を数枚だけ公開するのであれば、ここまで細かく撮る必要はありません。入口付近、店内中央、待合スペースなど、押さえたい場所を数か所選べば十分です。

三脚を使う場合は、シャッターを切る前に自分が写り込まない位置へ移動します。一脚の場合は頭より高く掲げ、頭を下げて撮ると映り込みを減らせます。

公開:アップロードと反映までの時間

撮影が終わったら公開します。Google公式ヘルプによれば、360°写真はAndroid版Googleマップアプリまたはパソコンのブラウザから、平面の画像を公開するのと同じ要領でアップロードできます。

公式ヘルプに挙げられているのはこの2つで、iPhone(iOS)版のマップアプリは案内に含まれていません。iPhoneをお使いの場合は、パソコンからのアップロードを想定しておくと安心です。

ここで気をつけたいのが、公開してからすぐ表示されるわけではないという点です。公式ヘルプでは、選んだツールでリンクを作成してGoogleマップに公開してから、処理されるまで4日ほどかかる場合があると案内されています。

ここでいう処理とは、主に360°写真どうしをつないだリンクの反映を指します。ストリートビュー スタジオのヘルプでも、個々の360°写真の合成には公開から4日以上かかると説明されています。

反映されないからといって、当日に何度もアップロードし直すのは避けましょう。同じ写真が重複して公開されてしまう可能性があります。

数日待っても表示されない場合は、次に説明する画像の品質要件を満たしているか確認してみてください。

画像の品質要件を満たしているか確認する

360°写真には、通常の写真より厳しい要件が設けられています。Google公式ヘルプに記載されている条件は次のとおりです。

  • サイズが7.5メガピクセル以上(3,840×1,920ピクセル)
  • アスペクト比が2:1
  • ファイルサイズが75MB以下
  • 画像の周囲に隙間がない
  • 著しい合成エラーがない
  • 明度の高い領域と低い領域で細部が十分に表示されている
  • 鮮明でぶれがなく、ピントが合っている
  • まぎらわしい効果やフィルタを使用していない(天底画像も含む)

市販の360°カメラで撮影すれば、解像度やアスペクト比の条件は自動的に満たされることがほとんどです。引っかかりやすいのは、むしろ後半の品質面です。

特に「フィルタを使用していない」という条件は見落としがちです。見栄えを良くしようと加工アプリを通した結果、公開できなくなるケースがあります。

なお、通常の写真についてはまったく別の基準になります。形式はJPGまたはPNG、ファイルサイズは10KB〜5MB、解像度は720×720ピクセルが推奨で、最低でも250×250ピクセルとされています。

つまり、通常の写真は360°写真ほど厳しくありません。両者の基準を混同して「うちのスマホでは無理だ」と諦めてしまわないよう、ご注意ください。

撮影を外注するときの判断基準と費用の考え方

三脚に載せた撮影機材と地図ピンのイラスト

外注が向いているケース、自分でやってよいケース

すべてのお店が外注すべきというわけではありません。判断の分かれ目は、規模と目的の2点です。

自分でやってよいのは、店内がワンフロアで見通しがきき、伝えたいことが「清潔さ」や「広さ」といったシンプルな情報である場合です。単体の360°写真を数枚公開するだけでも、不安の解消という目的は十分に果たせます。

一方、外注を検討したいのは次のようなケースです。フロアが複数ある、個室や特別な設備が売りになっている、内装そのものが集客の武器になっている、といった場合です。

また、撮影に人手を割けない、そもそも写真に苦手意識があるという場合も、無理をせず任せたほうが結果的に早く進みます。

認定制度がなくなった今、何を見て選ぶか

前述のとおり、Googleの認定フォトグラファー制度は2024年末で終了しました。かつてのように公式リストから探すことはできません。

そこで、代わりに確認したいポイントを挙げておきます。いずれも、依頼前に相手に聞けば答えられるはずの内容です。

  • 実際にGoogleマップ上で公開された制作事例を、URLで見せてもらえるか
  • 自店と同じ業種・同じくらいの規模の実績があるか
  • 撮影だけなのか、公開作業や後日の差し替えまで含むのか
  • 撮影データそのものを納品してもらえるか(他媒体にも使えるか)
  • プライバシー配慮(人物・個人情報のぼかし)をどう扱うか

特に確認しておきたいのが、公開されたURLを見せてもらえるかどうかです。実際にGoogleマップ上で動いているツアーを見れば、画質もつなぎ方も一目でわかります。

逆に、加工したサンプル画像だけを見せて実例を出せない場合は、慎重になったほうがよいでしょう。業者選び全般の考え方は、MEO業者の選び方と「ダメな業者」の見分け方でも整理しています。

費用感と、見積もりで確認したいこと

費用は事業者によって大きく差があり、一律の相場を示すのは難しいのが実情です。撮影地点の数、店舗の広さ、移動距離、ツアーにするかどうかで変わります。

そのため、金額そのものより「何が含まれているか」を見比べるほうが実用的です。同じ価格でも、含まれる範囲がまったく違うことがあります。

見積もりを取るときは、撮影地点数、公開作業の有無、修正回数、データの権利、追加撮影の単価あたりを明記してもらいましょう。あとから追加費用が発生しやすいのは、この5点です。

また、月額の継続課金が含まれる契約になっていないかも確認したいところです。撮影は本来、一度で完結する買い切りの作業です。

公開後に効果を出す運用のコツと、よくある失敗

パソコンと店舗と地球儀をつなぐ公開フローのイラスト

撮って終わりにしない:他の情報とセットで見せる

360°写真を公開しただけで満足してしまうのは、いちばんもったいないパターンです。せっかくの素材が、気づかれないまま埋もれてしまいます。

まずやりたいのは、自社サイトへの掲載です。360°写真はストリートビューの埋め込みコードとしてホームページに貼れるため、店舗紹介ページに置いておくと来店前の下見に使ってもらえます。

Googleマップの埋め込み方法については、ホームページへのGoogleマップ埋め込みと店舗情報の見せ方で手順を解説しています。

あわせて、ビジネスプロフィールの「最新情報」で撮影したことを一度お知らせするのも有効です。既存のお客様に、店内が見られるようになったことを伝えられます。

よくある失敗①:情報が古いまま放置される

360°写真は一度撮ると長く残ります。これは利点でもあり、同時にリスクでもあります。

内装をリニューアルした、席のレイアウトを変えた、看板を新しくした。こうした変化があったのに古い写真が残っていると、お客様の期待と実際にズレが生まれます。

「写真と違う」という印象は、口コミの評価にも影響しかねません。大きく手を入れたときは、撮り直しを検討しましょう。

目安としては、内装に手を加えたタイミングと、2〜3年経過したタイミングです。特に飲食店や美容室のように「今の空気感」が選ばれる理由になる業種では、更新の価値が高くなります。

よくある失敗②:プライバシーへの配慮不足

360°写真はすべてが写るため、意図しないものまで公開してしまうリスクがあります。ここは慎重に扱いたい部分です。

お客様の顔、スタッフの個人情報が書かれた掲示物、予約台帳、パソコンの画面。こうしたものが写り込んでいないか、公開前に必ず360°ぐるりと確認してください。

もっとも安全なのは、営業時間外に無人の状態で撮影することです。人物を入れたい場合は、事前に本人の同意を得ておきましょう。

なお、Googleマップに公開された画像にはぼかしを入れたり削除を依頼したりする仕組みが用意されています。ただし、公開後に対応するより、撮影段階で防ぐほうがはるかに簡単です。

医療機関や整骨院など、来院者の情報を扱う業種では特に注意が必要です。個別の法令解釈が関わる場合は、専門家にご相談ください。

効果はどう確認すればよいか

360°写真を入れたことで何が変わったかは、数字である程度追いかけられます。ビジネスプロフィールのパフォーマンス画面を見てみましょう。

注目したいのは、閲覧数そのものより「ルート検索」「通話ボタンのタップ」「ウェブサイトへのアクセス」といった行動の数です。不安が減れば、こうした次のアクションが増えていきます。

ただし、写真だけで劇的に数字が跳ねることはあまりありません。公開の前後3か月ほどを比べて、傾向として増えているかを見るくらいがちょうどよい距離感です。

見方の基本はビジネスプロフィールのインサイト(パフォーマンス)の見方にまとめてあります。全体の抜け漏れを確認したい方は、今日からできるMEOセルフチェック20項目もあわせてどうぞ。

よくある質問(FAQ)

大きなスマートフォンの地図ピンを見る人のイラスト

Q. 360°写真を入れると、Googleマップの順位は上がりますか?

360°写真を入れれば順位が上がる、と断定することはできません。Googleはローカル検索の順位について、関連性・距離・知名度という3つの要素を挙げていますが、360°写真が直接の順位要因だと公表しているわけではないためです。

ただし、写真が充実することでプロフィールの滞在時間や行動が増え、結果的に選ばれやすくなるという間接的な効果は期待できます。順位の仕組みそのものはGoogleマップの表示順位はどう決まる?で解説しています。

Q. スマートフォンだけで撮影できますか?

専用アプリが終了した現在、スマートフォン単体で品質要件を満たす360°写真を作るのは難しくなっています。3,840×1,920ピクセル以上という条件を、通常のカメラ機能で満たすのは現実的ではありません。

市販の360°カメラを使うか、サードパーティ製アプリの機能を使うのが確実です。まずは通常の写真を充実させ、そのうえで360°に進むという順番でも問題ありません。

Q. 公開した360°写真は、あとから削除できますか?

自分でアップロードした写真であれば、Googleマップの投稿管理画面から削除できます。ぼかしや削除の依頼を出す仕組みも用意されています。

ただし、削除の反映には時間がかかる場合があります。公開前の確認を丁寧に行うことが、いちばんの対策です。

Q. どんな業種に向いていますか?

「入る前に中の様子がわからないお店」ほど効果が出やすいと考えています。飲食店、美容室・サロン、整体院、フィットネス、貸し会議室、宿泊施設などが代表例です。

逆に、外から中が丸見えのコンビニや、そもそも来店を伴わない業態では優先度が下がります。限られた予算を使うのであれば、まずは基本情報と通常の写真を整えるほうが先です。

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「うちの店は360°写真を入れる価値があるのか」「そもそも今のプロフィールで足りていない部分はどこか」。こうした判断は、現状を数字で把握するところから始まります。

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この記事を書いた人
三田健司
三田健司
access-meo 開発・運営/株式会社アクセス・リンク 代表取締役

全日本SEO協会認定SEOコンサルタント。Webサイト制作・SEOを10年以上、延べ1,000件以上支援してきた実績をもとに、Googleマップ・ローカル検索(MEO)での集客を可視化し、改善まで後押しする支援ツール「access-meo」を開発・運営しています。個人事業主や中小企業の店舗集客をサポートします。

(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント

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