飲食店のGoogleメニュー登録で「何が食べられる店か」を伝える

飲食店のGoogleビジネスプロフィールにメニューを登録するイメージ

「Googleマップでうちの店を見つけてくれたのに、なぜか来店につながらない」。飲食店のオーナー様から、こうしたご相談をよくいただきます。

原因を一つずつ確かめていくと、プロフィールに「メニュー」がまったく登録されていないというケースが本当に多いのです。写真は何枚か載っている、営業時間も正しい、それでもメニューだけが空欄のままになっています。

お客様の側から考えると、これはかなり大きな損失です。「この店で何が食べられるのか」「だいたいいくらなのか」が分からない店を、わざわざ選ぶ理由はありません。

Googleビジネスプロフィールには、飲食店向けにメニューを登録する専用の機能が用意されています。しかも近年は、紙のメニューを撮影するだけでAIが読み取って作ってくれる仕組みまで加わりました。

この記事では、飲食店のオーナー様に向けて、メニュー機能の中身・登録手順・書き方のコツ・つまずいたときの対処までを順番に解説します。専門用語はできるだけ避けて書いていますので、パソコンが苦手な方でも読み進められるはずです。

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目次

メニューが載っていない飲食店は、なぜ選ばれないのか

メニューが載っていない飲食店が選ばれにくい理由のイメージ

お客様は「入るかどうか」をメニューで決めている

お腹が空いた人がスマホで店を探すとき、頭の中にあるのは「今日はここでいい」と思えるかどうかだけです。店名や外観よりも先に、何が食べられて、いくらぐらいかかるのかを知りたがっています。

ところがメニューが空欄だと、その一番知りたい情報にたどり着けません。お客様はわざわざ電話をかけて聞いたりはせず、隣に並んでいる「メニューが載っている店」を選んで終わりです。

特に初めての人にとって、飲食店に入るのは小さな賭けです。値段が分からない店に一人で入るのは、思っている以上にハードルが高い行為なのです。

メニューを載せるという作業は、この「入る前の不安」をひとつ減らす作業だと考えてください。順位を上げるための小手先の対策ではなく、来店の判断材料を渡す行為です。

写真だけでは「値段」と「品ぞろえ」が伝わらない

「料理写真をたくさん載せているから大丈夫」とおっしゃる方もいます。たしかに写真は強力ですが、写真だけでは伝わらないことが二つあります。

ひとつは価格です。おいしそうな一皿が写っていても、それが900円なのか2,800円なのかは分かりません。

もうひとつは品ぞろえの全体像です。ラーメンの写真が5枚あっても、サイドメニューがあるのか、お子様向けの一皿があるのか、アルコールは置いているのかは読み取れません。

メニューを文字情報として登録すると、この二つが一気に解決します。写真は「食べたい」と思わせる役割、メニューは「行ける」と判断させる役割、と分けて考えると整理しやすくなります。

メニュー情報は「関連性」を支える材料になる

Googleマップの表示順位は、関連性・距離・知名度という三つの要素をもとに決まるとGoogleは説明しています。このうち関連性は、お客様が検索した言葉と、あなたの店の情報がどれだけ合っているかという意味です。

メニューを登録すると、店で扱っている料理名がプロフィール上の情報として増えます。結果として、店が何を提供しているかをGoogleが理解しやすくなるということです。

ただし、メニューを登録すれば必ず順位が上がる、という単純な話ではありません。順位は複数の要素の組み合わせで決まりますし、Googleは個別の順位の理由を公開していないからです。

現実的な捉え方としては、「順位を上げる魔法」ではなく「土台を整える作業のひとつ」です。効果が出るとすれば、順位よりも先に、見た人が実際に来店してくれる割合のほうに表れます。

未登録だと、他人が作った情報が表示されることがある

メニュー欄を放置していても、プロフィールに何も出ないとは限りません。Googleは、店のウェブサイトからメニューのデータを自動的に読み取って表示することがあると公式ヘルプで説明しています。

また、グルメサイトや出前サービスなど、外部のメニュー提供元の情報が使われることもあります。自分で登録していないのに、なぜかメニューが出ている場合はこれが理由です。

問題は、その情報が古かったり、値段が今と違っていたりすることです。来店したお客様が「サイトと値段が違う」と感じれば、それだけで印象は悪くなります。

自分の手でメニューを登録しておくことは、間違った情報が一人歩きするのを防ぐという意味でも大切です。まずは現状のプロフィールを開いて、今どんなメニューが表示されているかを確かめてみてください。

Googleビジネスプロフィールのメニュー機能でできること

Googleビジネスプロフィールのメニュー機能でできることのイメージ

メニューエディタ:セクション・料理名・説明・価格

飲食に関わるビジネスのプロフィールには、「メニューを編集」という項目が用意されています。ここから開くのがメニューエディタです。

登録できるのは、セクション(前菜・メイン・デザートなどの分類)と、その中に入る個々のメニューアイテムです。アイテムには料理名のほか、説明文と価格を添えられます。

紙のメニュー表をそのままデジタルに移す作業だとイメージすると分かりやすいです。ページの区切りがセクション、そこに並ぶ一品一品がアイテムにあたります。

登録した内容は、GoogleマップやGoogle検索で店名を調べたときの「メニュー」欄に表示されます。なお、Googleの公式ヘルプによれば、変更が反映されるまでに24〜48時間程度かかることがあります。

メニューの写真・PDFのアップロード

一品ずつ入力するのが大変な場合、メニュー表そのものを画像やPDFでアップロードする方法もあります。メニューエディタの上部にある「メニューの写真」から追加できます。

この方法は手軽ですが、弱点もあります。画像やPDFの中の文字は、検索する人にとっても読みづらく、スマホでは拡大しないと見えないことが多いのです。

また、Googleが料理名を情報として扱える形にはなりにくいと考えられます。写真やPDFは補助として使い、可能ならエディタでの入力も併用するのがおすすめです。

なお、メニュー写真はお客様の側からも投稿できます。古いメニュー写真が上位に出ているときは、削除をリクエストしたうえで、最新のものを自分でアップロードし直す流れになります(詳しくは他の人が投稿した店舗写真の扱いと削除依頼の考え方)。

AIでメニュー写真・PDFから自動生成する

現在のGoogleビジネスプロフィールには、メニューの写真やPDFからAIが詳細なメニューを自動生成する機能があります。セクション名・料理名・説明・価格を読み取って、編集可能なメニューに変換してくれるものです。

手順は、「メニューを編集」から「メニューの写真」を選び、写真を撮るかPDFをアップロードして「メニューを生成」を押すだけです。内容を確認したうえで「公開して編集」を選べば公開されます。

ただし注意点が二つあります。ひとつは、Googleのヘルプでこの機能が試験運用版と説明されており、利用にあたって生成AIの追加利用規約への同意が必要とされている点です。

もうひとつは精度です。ぼやけた写真やコントラストの低い写真では正しく読み取れないことがあるとGoogleも注意しており、生成された内容は必ず自分の目で確かめてから公開する必要があります。メニュー全体が1ページに収まるように撮るのがコツです。

メニューリンク(URL)と「人気の料理」の違い

メニューに関する項目は、実はもうひとつあります。「メニューリンク」という、自店サイトのメニューページへのURLを登録する欄です。

こちらは「プロフィールを編集」から「ビジネス情報」→「連絡先」→「メニューリンク」と進んで設定します。自社サイトに詳しいメニューページがあるなら、必ず入れておきたい項目です。

さらに、Googleマップには「人気の料理」という表示もあります。これは料理の写真と料理名を紐づけたもので、店側だけでなく利用者側も追加できる仕組みです。

Googleのヘルプでは、店側が追加した料理名は、利用者が追加した料理名よりも優先されると説明されています。間違った料理名が付いている場合は、店側から修正を提案できるということです。

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メニューを登録する具体的な手順

メニューエディタでメニューを登録する手順のイメージ

準備:載せる情報を先に紙で整える

いきなり画面に向かうと、入力の途中で「この料理はどの分類だろう」と手が止まりがちです。先に紙かメモアプリで、載せる内容を整理しておくと一気に進みます。

用意するのは、セクション名の一覧と、各セクションに入れる料理名・価格・ひとこと説明です。全部で30品あるなら30行のリストを作るイメージです。

  • セクション名の候補(例:ランチ/一品料理/ドリンク/デザート)
  • 各料理の正式な名前(お品書きの表記に合わせる)
  • 税込価格(表記ルールを統一しておく)
  • 60〜100字程度のひとこと説明
  • 写真を付けたい看板メニュー(5〜10品に絞る)

最初から全品を入れようとしなくて構いません。まずは注文の多い上位20品ほどから始めて、あとから足していくほうが挫折しにくいです。

手順1:メニューエディタでセクションを作る

パソコンまたはスマホでGoogleにログインし、自店のビジネスプロフィールを開きます。検索結果の上部に出る管理メニューから「メニューを編集」を選びます。

店によっては、既存のメニュー提供元からデータをコピーする選択肢が表示されることがあります。その場合は「コピー」を選ぶと、セクションや料理がある程度入った状態から編集を始められます。

新規に作る場合は「メニュー セクションを追加」を選び、セクション名を入力して保存します。ランチとディナーで内容が違う店は、その時点で分けておくと後が楽です。

セクション名は、お客様が探しやすい言葉にしてください。「Aセット」「Bセット」のような内部呼称ではなく、「ランチセット」「丼もの」のように内容が分かる名前が向いています。

手順2:料理を1品ずつ登録する

セクションができたら、「メニュー アイテムを追加」から料理を登録していきます。入力するのは料理名・説明・価格の三つです。

ここが一番時間のかかる作業ですが、一度作ってしまえば、あとは季節ごとの入れ替えだけで済みます。30品なら1時間ほどを目安に、腰を据えて取り組んでください。

入力を終えたら保存します。うまくいくと「メニューを更新しました。更新内容はまもなく公開されます。」という通知が出ます。

もし「エラーが発生しました。もう一度お試しください。」と表示された場合は、Googleのヘルプでは再試行したうえで24時間待つよう案内されています。同じエラーが続くならサポートへの問い合わせを検討してください。

手順3:メニューリンクとメニュー写真を補う

エディタでの登録が終わったら、仕上げにメニューリンクを設定します。自社サイトのメニューページのURLを、「プロフィールを編集」→「ビジネス情報」→「連絡先」→「メニューリンク」に入れて保存します。

自社サイトを持っていない店は、この欄は空のままで構いません。ただし、詳しい情報や写真を載せられる場所として、サイトの価値は年々上がっています。

最後に、メニュー表の写真も1〜2枚アップロードしておくと親切です。紙のメニュー全体の雰囲気が伝わり、「ここに載っていない裏メニューもありそうだ」という期待にもつながります。

メニュー以外の項目もあわせて見直したい方は、飲食店がまずやるべきMEOの基本チェックリストも参考にしてください。カテゴリや写真など、メニューと組み合わせて効いてくる項目がまとまっています。

「選ばれるメニュー」にする書き方のコツ

選ばれるメニューの書き方のコツのイメージ

料理名はお客様が使う言葉で書く

メニュー登録でもっとも差が出るのが、料理名の書き方です。店の中でしか通じない呼び名は、外から探している人には届きません。

たとえば「当店特製ヤキソバ」よりも、「海鮮塩焼きそば」のほうが伝わります。お客様が頭の中で思い浮かべている言葉に寄せるのが原則です。

とはいえ、店の看板メニューに愛称がある場合は無理に消す必要はありません。「〇〇スペシャル(豚バラ肉のスタミナ定食)」のように、括弧で内容を補えば両立できます。

また、料理名に地名やキャッチコピーを詰め込むのは避けてください。店名にキーワードを詰め込むのがガイドライン違反にあたるのと同じで、不自然な表記は信頼を損ないます。

説明文は「味・量・食べ方」を60〜100字で

説明欄は、書ける店とそうでない店の差がはっきり出るところです。空欄でも登録はできますが、ここを埋めるだけで印象が変わります。

書く内容に迷ったら、味・量・食べ方の三つを意識してください。「甘めの味噌だれ」「女性でも食べきれる量」「〆にご飯を入れるのがおすすめ」といった具合です。

長さは60〜100字程度で十分です。長すぎるとスマホの画面で途中までしか表示されず、かえって読まれません。

アレルギーや辛さの目安を添えるのも親切です。ただし、健康や体質に関わる表現は断定を避け、詳しくは店にお問い合わせくださいという一言を添えておくと安全です。

価格は税込・表記ルールを統一する

価格は、店頭やメニュー表と食い違わないことが何より大切です。ここがずれると、来店したお客様が損をした気持ちになります。

日本では総額表示が求められる場面が多いため、税込価格で統一しておくのが分かりやすい方法です。税抜で載せる場合は、その旨が伝わるようにしておく必要があります。

また、「時価」「応相談」といった料理は、無理に金額を入れないほうが誠実です。説明欄に「その日の仕入れによります」と書いておけば足ります。

価格改定をしたら、店頭のメニュー表と同じ日にプロフィールも直す習慣をつけてください。あとで直そうと思うと、たいてい忘れます。

看板メニューから写真をつける

公開したメニューは編集でき、アイテムに写真を追加することもできます。ただし、全品に写真を用意しようとすると途中で力尽きます。

現実的なのは、注文の多い上位5〜10品に絞ることです。その店らしさが一番伝わる一皿から手をつけてください。

撮影のコツは、自然光の入る時間帯に、真上または斜め45度から撮ることです。詳しくはビジネスプロフィールの写真で集客を伸ばすコツで解説しています。

写真とメニューがそろうと、プロフィールを見た人の中で「この店に行ったらこれを食べる」という具体的な絵が浮かびます。そこまで持っていけたら、来店はぐっと近づきます。

うまくいかないときのチェックポイント

メニュー登録でよくあるトラブルと対処のイメージ

「メニューを編集」が表示されない

メニュー機能は、飲食に関わるビジネスで使えるものです。カテゴリが飲食店として設定されていないと、そもそも項目が出てきません。

まずはメインカテゴリを確かめてください。「レストラン」「ラーメン店」「カフェ」など、実態に合った飲食系のカテゴリになっているかを見ます。

もうひとつ、Googleのヘルプには、Business Profile APIで作成されたメニューがある場合、この機能を利用できないことがあると明記されています。外部の管理ツールや代理店経由でメニューを入れている場合は、その提供元に確認してください。

複数店舗のメニューをまとめて更新したい場合も、APIの利用が必要になるとされています。10店舗を超えるような規模の場合は、システム側での対応を検討することになります。

覚えのないメニューが表示されている

自分で登録していないメニューが出ているときは、Googleが複数のメニュー提供元を見つけている可能性があります。自社サイトからの自動読み取りや、外部サービスの情報が使われている状態です。

この場合は、「メニューを編集」の「フルメニュー」タブを開いてみてください。見つかっているメニューの候補と、それぞれの最終更新日時が表示されます。

その中から表示したいものを選んで保存すると、選んだメニューが公開情報として使われます。自分で作ったメニューがあるなら、それを選んでおくのが確実です。

自社サイトからの自動読み取り自体を止めたい場合は、Googleのヘルプに文字起こし機能をオフにする方法が案内されています。ただし、止めると何も表示されなくなる可能性があるため、先に自前のメニューを登録してから検討してください。

更新したのに反映されない

保存できたのに表示が変わらない、というのはよくある相談です。多くの場合、単に反映待ちです。

Googleの公式ヘルプでは、メニューの変更がマップや検索に反映されるまで24〜48時間程度かかることがあると説明されています。まずは丸2日ほど様子を見てください。

それでも変わらない場合は、審査で保留になっている可能性があります。編集内容が保留のままになるケースへの対処は、編集した内容が反映されない・保留中のままの時の対処にまとめています。

なお、確認するときはスマホのキャッシュにも注意してください。同じ端末で何度も見ていると、古い表示が残ることがあります。

提供をやめた料理が残っている

季節限定を戻し忘れる、というのは飲食店で一番起きやすいミスです。提供していない料理が載っていると、来店したお客様をがっかりさせてしまいます。

アイテムを消すには、そのアイテム情報の下にある削除を選びます。セクションごと消したい場合は、セクションの下にある削除から、まとめて削除できます。

「人気の料理」に提供していない料理が並んでいる場合は、少し扱いが違います。Googleマップアプリから該当の料理を開き、情報の修正を提案するメニューで「この料理は提供されていない」と報告する流れです。

料理名が明らかに間違っている場合も、同じ画面から修正を提案できます。編集内容は数日以内に反映されるよう努めるとされていますが、必ず公開されることは保証されていない点は理解しておいてください。

登録した後にやること(更新と効果の確かめ方)

メニュー登録後の運用と効果測定のイメージ

更新のタイミングを決めておく

メニュー登録は一度きりの作業ではありません。とはいえ、毎日見直す必要もありません。

現実的なのは、更新のきっかけを先に決めてしまうことです。価格改定のとき、季節メニューの入れ替えのとき、この二つだけでも決めておけば大きく崩れません。

  • 価格を変えた日:その日のうちにプロフィールも修正する
  • 季節メニューの開始・終了:切り替えの前日に予定を組む
  • 年に2回(春と秋):全アイテムをざっと見直す
  • 新メニュー投入時:写真の撮影とセットで登録する

紙のメニューを差し替えるときに、「ついでにGoogleも直す」を業務手順に組み込むのが一番確実です。誰か一人の記憶に頼る運用は、必ずどこかで途切れます。

メニューと写真・クチコミをつなげる

メニューだけを整えても、単体では力を発揮しきれません。写真とクチコミがそろって初めて、来店の判断材料が完成します。

たとえば、看板メニューをメニュー欄に登録し、その料理の写真を載せ、クチコミでその料理名が語られている。この三つがそろうと、見た人の中で強い印象になります。

クチコミの依頼をするときに、「気に入った一皿の名前を書いていただけると嬉しいです」と添えるだけでも変わります。強制や見返りのある依頼にならないよう、あくまでお願いの範囲にとどめてください。

飲食店以外の業種でも、扱う商品やサービスを登録できる欄があります。物販やテイクアウト中心の店は、「商品」「サービス」欄の登録で検索露出を広げるもあわせて確認しておくとよいでしょう。

効果は「見つけられ方」から確かめる

メニューを登録した効果は、順位より先に別のところに表れます。プロフィールがどれだけ見られ、どれだけ行動につながったかという部分です。

ビジネスプロフィールのパフォーマンス(旧インサイト)では、プロフィールの表示回数や、ルート検索・通話・ウェブサイトクリックの件数を確認できます。メニューを入れた月と、その前の月を並べて見てください。

変化が出るとしても、翌日に劇的に増えることはまずありません。少なくとも1〜2か月分を並べて傾向で判断するのが現実的です。

数字が動かない場合、原因はメニュー以外にあることも多くあります。そもそも検索結果に出ていないのか、出ているのに選ばれていないのかで、次の打ち手はまったく変わります。

順位はエリア全体(面)で見る

Googleマップの順位は、検索する人がどこにいるかで変わります。店の目の前で調べれば上位に出るのに、2駅離れると圏外、ということが普通に起きます。

そのため、店の前で1回検索して「うちは3位だ」と判断するのは危険です。実際には、来てほしいエリアで何位なのかを確かめる必要があります。

私たちが開発・運営している「access-meo」は、店の周辺を格子状に区切って、エリアごとの順位をヒートマップで表示するツールです。どの方角から見つけてもらえていないかが、地図上でひと目で分かります。

メニューやカテゴリを整えたあと、見え方がどう変わったかをエリア単位で追うと、施策の効果が判断しやすくなります。無料でも1店舗1キーワードの計測ができますので、現状把握から始めてみてください。

よくある質問

飲食店のメニュー登録に関するよくある質問のイメージ

メニューはどのくらいの品数を登録すればよいですか?

全品を入れるのが理想ですが、最初から完璧を目指す必要はありません。注文の多い20品ほどから始めて、運用しながら足していく形で十分です。

品数よりも、載せた情報が正確であることのほうが大切です。50品あって半分が古い情報より、20品すべてが最新のほうがお客様に喜ばれます。

メニューを登録すれば検索順位は上がりますか?

上がると断言することはできません。Googleマップの順位は関連性・距離・知名度など複数の要素で決まり、個別の順位理由は公開されていないためです。

ただし、店が何を提供しているかを伝える情報が増えることは確かです。順位そのものよりも、見た人が来店を決めやすくなる効果のほうを期待してください。

AIでメニューを作る機能は、そのまま公開して大丈夫ですか?

生成された内容は必ず自分の目で確認してから公開してください。Googleのヘルプでも、確認したうえで公開する手順が案内されています。

特に価格の読み取り違いは起きやすいところです。ぼやけた写真では正しく生成されないことがあるため、明るい場所でメニュー全体を1枚に収めて撮影するのがコツです。

カフェや居酒屋でもメニュー機能は使えますか?

飲食に関わるビジネスであれば利用できます。カフェ、居酒屋、ラーメン店、パン店など、カテゴリが飲食系に設定されていれば「メニューを編集」が表示されます。

項目が出てこない場合は、まずメインカテゴリを見直してください。実態に合っていないカテゴリになっていると、飲食向けの機能が使えないことがあります。

テイクアウトやデリバリーのメニューは分けたほうがよいですか?

価格や品ぞろえが違うのであれば、セクションを分けておくと親切です。「店内メニュー」「テイクアウト」のように分ければ、お客様が混乱しません。

デリバリー専門サービス側のメニューが自動で表示されているケースもあります。その場合は「フルメニュー」タブから、表示したいメニュー提供元を自分で選び直してください。

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この記事を書いた人
三田健司
三田健司
access-meo 開発・運営/株式会社アクセス・リンク 代表取締役

全日本SEO協会認定SEOコンサルタント。Webサイト制作・SEOを10年以上、延べ1,000件以上支援してきた実績をもとに、Googleマップ・ローカル検索(MEO)での集客を可視化し、改善まで後押しする支援ツール「access-meo」を開発・運営しています。個人事業主や中小企業の店舗集客をサポートします。

(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント

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