Googleビジネスプロフィールを採用に活かす|人が採れない店舗へ

店舗とGoogleマップのピン、集まる人々を表したアイソメトリックイラスト

「求人サイトに掲載したのに、応募が1件も来ない」。店舗を経営していると、集客よりも採用のほうが苦しい時期があります。

求人広告に十数万円をかけたのに反応がなく、結局は少ない人数で無理やり店を回している。ここ数年、そうしたご相談を店舗オーナー様から受ける機会が明らかに増えました。

一方で、応募しようか迷っている人が、ほぼ必ず立ち寄る場所があります。それが、店名で検索したときに表示されるGoogleの検索結果と、Googleマップのビジネスプロフィールです。

この記事では、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を「採用」の観点から見直す方法を、順を追って説明します。追加の広告費をかけずに、今日から手を付けられるところだけを集めました。

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目次

なぜ店舗の採用に「Googleマップ」が効くのか

店舗に向かって歩く人々と地図ピンのアイソメトリックイラスト

まず、採用とGoogleマップがどこでつながっているのかを整理します。ここが腑に落ちないと、この後の作業がただの手間に見えてしまうためです。

応募を決める前に、求職者は「店名」で検索している

求人媒体で気になる店を見つけた人が、次に取る行動はほとんど決まっています。スマートフォンを開いて、店名をそのまま検索するのです。

そこで最初に目に入るのが、Googleの検索結果に大きく表示されるビジネスプロフィールです。求人票を読んだ直後の人が、店の写真・口コミ・営業時間をまとめて見る画面が、まさにここになります。

採用の現場では、面接に進む前に会社の評判を調べる行動が当たり前になったと言われています。転職口コミサイトだけでなく、Googleマップの口コミも「職場の空気を知る手がかり」として読まれるようになりました。

つまり、求人票を書くこととビジネスプロフィールを整えることは、別々の作業ではありません。片方だけ丁寧でも、もう片方で印象が崩れてしまいます。

求人媒体の情報だけでは「働く場所」が伝わらない

求人サイトの掲載枠は、どの店もフォーマットが同じです。時給、勤務時間、待遇の欄が並び、写真は数枚しか載せられないことも珍しくありません。

その結果、応募を迷っている人の頭には「実際どんな店なんだろう」という疑問が残ります。この疑問を解消できる場所が、店の外観・内装・スタッフの様子が並ぶビジネスプロフィールなのです。

特にアルバイトやパートの応募では、通勤しやすさと店の雰囲気が決め手になります。Googleマップなら、自宅からの距離もストリートビューでの外観確認も、同じ画面の中で完結します。

広告費をかける前に、無料でできることが残っている

採用がうまくいかないとき、多くの店はまず掲載媒体を増やそうとします。しかし、媒体を増やすほど費用は積み上がり、応募単価は下がりにくくなります。

ビジネスプロフィールの整備は、Googleのアカウントさえあれば費用がかかりません。同じ求人票のままでも、検索後に見られる画面を整えるだけで応募率が変わる可能性があります。

もちろん、これだけで応募が殺到するわけではありません。ただ、お金をかけずに直せる穴が空いたままなら、そこを塞いでから広告に投資するほうが順序として自然です。

Googleビジネスプロフィールに「求人専用の機能」はない

店舗の上に地図ピンが浮かぶシンプルなアイソメトリックイラスト

期待を持たせたまま進めても仕方がないので、先に前提をはっきりさせておきます。ここを誤解したまま操作すると、思わぬ違反につながることがあります。

2026年8月時点で、求人を載せる専用の欄は用意されていない

Googleビジネスプロフィールには、商品、サービス、予約リンク、営業時間といった欄が用意されています。しかし、求人情報を掲載するための専用項目は、本記事の執筆時点(2026年8月)では提供されていません。

「Googleマップに求人を出したい」というご相談をいただくことがありますが、正確には求人欄そのものは存在せず、既存の機能を工夫して使うという形になります。この違いを押さえておくと、無理な設定をせずに済みます。

なお、Googleの各機能は追加・終了が繰り返されています。メッセージ(チャット)機能は2024年7月31日に終了し、質問と回答(Q&A)も2025年11月のAPI廃止を経て、同年12月以降ユーザーの画面から段階的に姿を消しました。最新の仕様は必ず公式ヘルプでご確認ください。

それでも採用に使える3つの入り口

専用機能がないなかで、採用に効かせられる入り口は大きく3つあります。順番に押さえていけば、無理なく整えられます。

  • 最新情報(投稿)で、募集していることと詳細ページへのリンクを伝える
  • 写真・説明文・属性など、プロフィール本体を「働く人の目線」で整える
  • 口コミと返信で、職場としての印象を左右する情報を管理する

そのうえで、自社サイトの採用ページを整えれば、Googleしごと検索(Google for Jobs)という別の入り口も狙えます。この記事の後半で扱います。

やってはいけないこと:店名に「スタッフ募集中」は違反

採用を急ぐあまり、ビジネス名を「〇〇食堂 スタッフ募集中」のように変えてしまう例があります。これはGoogleのガイドライン違反にあたり、プロフィールが停止される可能性があります。

Googleは、ビジネス名について「実際のビジネスで一貫して使用し、認知されているブランド名を使う」ことを求めています。マーケティングのキャッチコピー、営業時間、電話番号、サービス内容などをビジネス名に含めることは明確に禁止されています。

同じ理由で、採用用の別プロフィールを新しく作るのもNGです。1つのビジネスに対してプロフィールは1つ、というのが原則になっています。

また、ビジネスの説明欄にはリンクを入れられません。求人ページのURLを説明文に貼っても掲載されないため、リンクは投稿かウェブサイト欄から案内してください。

停止を招きやすい操作は他にもあります。詳しくはGoogleビジネスプロフィール違反|停止を防ぐNG例と対処法でまとめていますので、あわせてご確認ください。

「最新情報(投稿)」で求人を伝える書き方

拡声器で情報を発信する店舗のアイソメトリックイラスト

専用の求人欄がない以上、募集を能動的に伝えられるのは投稿機能です。ここでは、ポリシーを守りながら応募につなげる書き方を具体的に見ていきます。

投稿に電話番号を書いてはいけない

これは見落とされがちですが、重要なルールです。Googleの投稿に関するコンテンツポリシーでは、不正使用のリスクを避けるため、投稿の本文に電話番号を含めることは許可されていません。

「応募は 0285-XX-XXXX まで」と書きたくなりますが、これは避けてください。代わりに、オーナー確認済みのビジネスプロフィールに登録された電話番号を使う「今すぐ電話」ボタンを投稿に追加できます。

もう一つ注意したいのが、個人情報の扱いです。Googleのポリシーでは個人情報や機密情報を要求するコンテンツが禁止されているため、投稿で履歴書や生年月日などを直接送らせる導線は作らないほうが安全です。

応募の受け付けは、自社サイトの応募フォームや求人媒体のページで行い、投稿からはそこへリンクする。この形が、ポリシー的にも運用的にも無難です。

応募につながる投稿の型(そのまま使えるテンプレート)

求人の投稿は、条件を並べるだけでは読まれません。読み手が知りたいのは「自分に務まるか」と「一緒に働く人はどんな人か」の2点です。

次の型をベースにすると、短くても伝わる投稿になります。ボタンは「詳細」を選び、リンク先を採用ページに設定してください。

【ホールスタッフを1名募集しています】

ランチタイムの16時までを一緒に回してくれる方を探しています。
未経験の方が3名在籍していて、最初の2週間は先輩とペアで入るので、
飲食が初めてでも大丈夫です。

・週2日/1日4時間から相談できます
・お子さんの行事に合わせたシフト調整に対応しています
・まかないは日替わりで無料です

くわしい条件と応募フォームは、下の「詳細」ボタンからご覧ください。

ポイントは、待遇よりも先に「働き方の現実」を書いていることです。未経験者の在籍数やシフトの融通は、求人票の定型欄には収まりにくく、それでいて応募の決め手になります。

ここで書いた内容は、実際の労働条件と一致していなければなりません。投稿とはいえ、募集情報である以上は正確さが求められます(法律面は後半で触れます)。

投稿の頻度と、集客向け投稿とのバランス

ビジネスプロフィールの投稿は、来店を促すための機能でもあります。求人の投稿ばかりが並ぶと、お客様から見たときに違和感が出ます。

目安としては、月に4回投稿するうちの1回を求人にあてる程度が現実的です。募集が急ぎのときでも、2週間に1回までにとどめておくと、お客様向けの情報が埋もれません。

投稿は一定期間が過ぎると目立たなくなるため、募集が続いている間は定期的に出し直す必要があります。使い方の基本はGoogleビジネスプロフィールの投稿機能で来店を後押しする使い方で詳しく解説しています。

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働く人の目線でプロフィールを整える4つの項目

スマートフォンと虫眼鏡で店舗情報を確認するアイソメトリックイラスト

ここからは、投稿以外の常設部分を見直します。募集が終わっても残る資産なので、一度整えれば長く効きます。

写真:商品だけでなく「働いている場面」を入れる

多くの店舗のプロフィールは、料理や商品、外観の写真で埋まっています。お客様向けとしては正解ですが、応募者にとっては情報が足りません。

厨房の中、バックヤード、スタッフルーム、開店前の準備の様子。応募者が実際に立つことになる場所の写真を数枚加えるだけで、印象は大きく変わります。

顔がはっきり写る写真を使うときは、必ず本人の許可を取ってください。後ろ姿や手元だけでも、人が働いている気配は十分に伝わります。

撮影は特別な機材がなくても構いません。スマートフォンでの撮り方はスマホでできる店舗写真の撮り方|明るさ・構図・枚数のコツにまとめています。

ビジネスの説明:どんな人が働いているかを一言添える

ビジネスの説明欄は、店の紹介文を入れる場所です。ここに、店の成り立ちやこだわりに加えて、働いている人の顔ぶれを一文だけ入れておきます。

たとえば「20代から60代まで、8名のスタッフで営業しています」という一文があるだけで、年齢層の不安はかなり解消されます。求人票では書きにくい情報が、ここでは自然に書けます。

ただし、この欄には制約があります。Googleは説明欄について、リンクを含めないこと、特別キャンペーンや特典を過度に強調しないこと、質が低く関連性のない内容を入れないことを求めています。

つまり「今なら入社祝い金5万円」といった書き方は避けるべきです。書き方の型はGoogleビジネスプロフィール説明文の書き方|例文テンプレート付きを参考にしてください。

営業時間と属性:シフトの現実が伝わる情報になる

応募者は、営業時間からシフトの実態を推測します。閉店が22時なら片付けを含めて23時近くまでかかるだろう、といった具合です。

ここで営業時間が実態とずれていると、面接時に説明が食い違います。祝日や連休の特別営業時間まで正しく設定しておくことが、結果的に採用のミスマッチを減らします。

属性の設定も見直してください。「バリアフリー対応」「駐車場あり」といった項目は、来店客だけでなく、通勤手段を考えている応募者にも読まれています。

ウェブサイトのリンク:採用ページに最短でたどり着けるか

ビジネスプロフィールのウェブサイト欄は、通常は店のトップページを設定します。ここを求人ページに差し替えるのはおすすめしません。

お客様の導線を壊してしまううえ、Googleは実際のビジネスのウェブサイトとは異なるランディングページへ誘導することを認めていないためです。トップページのままにしておきましょう。

代わりに手を入れるのは、自社サイト側です。トップページの分かりやすい位置に「採用情報」への入口を置き、スマートフォンで2タップ以内に採用ページへ着くようにします。

採用ページが分かりにくい場所に埋もれていると、せっかくの流入が途中で切れます。まずはご自身のスマートフォンで、店名検索から応募フォームまでたどってみてください。

口コミは、応募者にとっての「職場のリアル」

星評価が表示された2つの店舗のアイソメトリックイラスト

採用の観点で最も影響が大きいのが口コミです。ここは店側が完全にはコントロールできない領域なので、向き合い方を決めておく必要があります。

応募者は星の数より、返信の書き方を見ている

星4.2と星3.8の違いは、応募判断にはそれほど効きません。応募者が読み込むのは、低い評価の口コミに対して店がどう返しているかです。

感情的に反論している返信を見れば、「この店長の下で働くのは大変そうだ」と感じます。逆に、事実を確認したうえで淡々と改善を約束している返信なら、落ち着いた職場だと受け取られます。

口コミへの返信は、実質的に「経営者の人となりを公開している」のと同じです。返信の型はGoogle口コミへの返信のコツと例文|高評価・低評価別に解説で解説しています。

従業員に口コミを書かせるのは避ける

評価を上げたいあまり、スタッフに口コミ投稿を依頼したくなることがあります。これは避けてください。

Googleは利害関係者による投稿を禁止しており、発覚すれば口コミが削除されるだけでなく、プロフィール全体の信頼性にも影響します。景品表示法の観点でも、いわゆるステルスマーケティングとして問題になり得ます。

採用にとっても逆効果です。明らかに身内が書いたと分かる口コミが並ぶ店は、応募者から警戒されます。

元従業員から厳しい口コミが付いたときの考え方

退職したスタッフが、労働環境について厳しい口コミを書くことがあります。事実と異なる内容であれば、Googleに削除を申し立てることはできます。

ただし、削除されるかどうかはGoogleの判断であり、確実ではありません。削除されなかった場合を想定して、返信を用意しておくほうが現実的です。

返信では、相手を否定せず、現在どう改善したかだけを書きます。それを読んだ応募者は「過去に問題はあったが、向き合っている店だ」と判断してくれます。

なお、名誉毀損など法的な対応を検討する場合は、弁護士などの専門家にご相談ください。この記事は一般的な情報提供にとどまります。

応募の受け皿:採用ページとGoogleしごと検索

ウェブサイトと店舗がつながる様子のアイソメトリックイラスト

ビジネスプロフィールを整えても、リンク先の採用ページが貧弱なら応募には至りません。ここでは、受け皿づくりと、そこから広がるもう一つの露出について説明します。

Googleしごと検索(Google for Jobs)とは

「〇〇市 カフェ 求人」のような検索をすると、通常の検索結果の上のほうに、求人だけをまとめた専用の枠が表示されることがあります。これがGoogleしごと検索(Google for Jobs)です。

利用者は勤務地、雇用形態、投稿日などで絞り込みができます。求人媒体に掲載していなくても、自社サイトの採用ページが直接この枠に載る可能性があるという点が、小さな店舗にとっての利点です。

ただし、掲載は保証されていません。Googleが内容を評価したうえで表示するため、対応したからといって必ず載るわけではない点はご承知おきください。

JobPosting構造化データの必須5項目

この枠に載るには、採用ページに「JobPosting」という構造化データを埋め込む必要があります。GoogleはJSON-LD形式での記述を推奨しています。

必須とされているプロパティは次の5つです。ここが欠けていると、そもそも認識されません。

  • title(職種名。「ホールスタッフ」など。社名やキャッチコピーは入れない)
  • description(仕事内容の詳細。ページ本文と食い違わないこと)
  • datePosted(求人を掲載した日)
  • hiringOrganization(採用する会社・店舗の情報)
  • jobLocation(勤務地の住所)

加えて、baseSalary(給与)、employmentType(雇用形態)、validThrough(掲載終了日)、jobLocationType(勤務形態)は推奨項目とされており、実務ではほぼ必須と考えたほうがよいでしょう。なお、募集に締切がある場合のvalidThroughと、完全在宅の求人におけるjobLocationTypeは、Googleのドキュメント上も必須の扱いになります。

最も大切なのは、構造化データの内容とページに書かれている内容を一致させることです。実装後は、Googleのリッチリザルトテストで正しく認識されているか確認してください。

WordPressをお使いなら、求人管理のプラグインで対応できる場合があります。仕組みが分からない場合は、無理に自分で書かず、制作会社に依頼するほうが安全です。

募集を終えたときの後始末を忘れない

意外と見落とされるのが、募集終了後の処理です。終わった求人が残り続けると、応募者に無駄な連絡をさせることになります。

対応方法は3つあります。validThroughを過去の日付に設定する、ページ自体を404または410で返す、構造化データを削除する、のいずれかです。

終了した求人を放置し続けると、Googleから手動による対策を受ける可能性があるとされています。募集が終わった時点で、必ずどれかの処理を行ってください。

ビジネスプロフィールの投稿も同様です。募集が終わったら、求人の投稿は削除するか、募集終了の投稿に差し替えてください。

求人を出すときのルールと、今日から始める1週間プラン

整理された箱が整列するチェックリストのアイソメトリックイラスト

最後に、法律面の注意点と、実際の進め方をまとめます。ルールを知らずに書いた一文が、後で問題になることを避けるためです。

職業安定法:求人情報の「的確表示」が義務になっている

2022年10月1日に施行された改正職業安定法により、求人などに関する情報を的確に表示することが義務づけられました。虚偽の表示や誤解を生じさせる表示は禁止されています。

加えて、掲載した情報を正確かつ最新の内容に保つ義務もあります。募集が終わった求人を放置することも、この義務に反する可能性があります。

これは求人サイトだけの話ではありません。自社サイトの採用ページやビジネスプロフィールの投稿も、募集情報として同じ考え方が求められます。

2024年4月から明示すべき労働条件が増えた

2024年4月1日に職業安定法施行規則が改正され、求人票に明示すべき事項が追加されました。追加されたのは次の3点です。

  • 従事すべき業務の変更の範囲
  • 就業場所の変更の範囲
  • 有期労働契約を更新する場合の基準

ここでいう「変更の範囲」とは、雇い入れた直後だけでなく、将来の配置転換なども含めた、労働契約期間中に想定される変更の幅を指します。多店舗展開している場合は、異動の可能性を書いておく必要があります。

細かい書き方は業種や契約形態で変わります。判断に迷う場合は、社会保険労務士や最寄りの労働局・ハローワークにご相談ください。

1週間でできる実行プラン

ここまでの内容を、実際の作業手順に落とし込みます。1日あたり30分程度を想定しています。

  1. 1日目:自分のスマートフォンで店名を検索し、応募者の目線で全体を眺める。気になった点をメモする
  2. 2日目:ビジネス名・営業時間・属性を実態と照合し、ずれていれば直す
  3. 3日目:バックヤードや準備中の様子など、働く場面の写真を5枚追加する
  4. 4日目:ビジネスの説明欄に、スタッフの人数や年齢層を伝える一文を加える
  5. 5日目:直近1年の低評価の口コミに、返信がついているか確認する。未返信があれば返す
  6. 6日目:自社サイトの採用ページを見直し、トップページから2タップで着けるようにする
  7. 7日目:求人の投稿を1本作成する。電話番号は書かず、「詳細」ボタンで採用ページへ誘導する

すべて終えたら、翌月に効果を振り返ります。応募数だけでなく、面接に来た方に「どこで店を調べましたか」と聞くと、実感として効果が見えてきます。

採用と集客は、地図の中では同じ画面を共有しています。どちらか一方のために整えた情報が、もう一方にも効いてくるのがこの施策の良いところです。

よくある質問(FAQ)

スマートフォンの上に店舗と虫眼鏡があるアイソメトリックイラスト

Q. Googleビジネスプロフィールだけで採用は完結しますか

完結はしません。ビジネスプロフィールは「気になった店を調べる場所」であり、募集を広く知らせる機能は持っていないためです。

求人媒体やハローワーク、知人紹介といった入口と組み合わせてください。その入口で興味を持った人が、最後に確認しにくる場所を整える、というのが正しい位置づけです。

Q. 採用専用のGoogleビジネスプロフィールを作ってもいいですか

作れません。Googleは、1つのビジネスに対してプロフィールは1つのみ作成するよう定めています。

複数作ると重複リスティングとして扱われ、Googleマップでの表示に問題が出ることがあります。既存のプロフィールを整えるほうが確実です。

Q. 求人の投稿に応募先の電話番号を書きたいのですが

投稿の本文に電話番号を含めることは、Googleのコンテンツポリシーで許可されていません。不正使用のリスクを避けるためとされています。

代わりに、オーナー確認済みのプロフィールに登録された番号を使う「今すぐ電話」ボタンを投稿に追加してください。これならポリシーに反しません。

Q. Googleしごと検索に載せるのは難しそうです

構造化データの記述が必要なので、コードに触れない方には難しい部分です。ただ、WordPressの求人系プラグインを使えば、フォームに入力するだけで対応できる場合もあります。

優先順位としては、まず投稿・写真・口コミの3点を整えてからで構いません。掲載も保証されていないため、そこに時間を使いすぎないほうが賢明です。

Q. 効果はどのくらいで出ますか

写真や説明文の追加は、公開されればすぐに応募者の目に触れます。ただし、応募数という数字に表れるまでには、次の募集サイクルを待つ必要があります。

すぐに結果が出なくても、整えた情報は残り続けます。募集をかけていない期間も、店の印象を静かに支えてくれます。

お店の採用と集客、まとめてご相談ください

「何から手を付ければいいか分からない」「自分の店のプロフィールが今どう見えているのか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。全日本SEO協会認定SEOコンサルタントとして、店舗のGoogleマップ集客とホームページ改善を一緒に整えています。

まずは、ご自身の店がGoogleマップでどう見えているかを確かめるところから始めてみてください。無料でチェックできるツールをご用意しています。

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この記事を書いた人
三田健司
三田健司
access-meo 開発・運営/株式会社アクセス・リンク 代表取締役

全日本SEO協会認定SEOコンサルタント。Webサイト制作・SEOを10年以上、延べ1,000件以上支援してきた実績をもとに、Googleマップ・ローカル検索(MEO)での集客を可視化し、改善まで後押しする支援ツール「access-meo」を開発・運営しています。個人事業主や中小企業の店舗集客をサポートします。

(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント

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